2018年12月にプリウスがマイナーチェンジを予定しています。
その内容、時期などの情報をご紹介したいと思います。
プリウスがマイナーチェンジをして登場!
引用元:https://autoc-one.jp/toyota/prius/newmodel-2521516/
2015年12月に発売された4代目プリウスが遂にマイナーチェンジして登場すると言われています。
最新のマイナーチェンジ情報をご紹介する前にプリウスについておさらいです。
初代プリウスが発売されたのは1997年です。
世界初の量産型ハイブリッドーカーとして誕生し、エコで燃費の良い車として、人気を博し、日本を代表する車へと進化を続けて参りました。
現在4代目となる新型プリウスはこれまでのプリウスが持っていたイメージを覆すほどの変貌を遂げ、登場し、非常に話題になりました。
これまでのプリウスはエコで燃費の良い車というイメージでしたが、2015年12月に発売が開始された4代目プリウスは、TNGAというトヨタの新しいプラットフォームを身にまとい、走行性能、デザインともに大きな進化を遂げました。
燃費は40.8㎞/L(Eグレード)というトップクラスの燃費を誇りながら、運転していて楽しいと思えるような車になっています。
そんなプリウスが2018年12月頃にマイナーチェンジを予定しており、デザインや安全装備など、さらに磨きがかかって登場すると言われています。
マイナーチェンジ内容
引用元:https://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_63257.html
一体どのようなマイナーチェンジを予定しているのか、公式発表はまだですが、最新の情報を項目ごとにご紹介したいと思います。
エクステリア
エクステリアの変更はプリウスPHVのようなデザインになるのではないかと予想されています。
・フロント、リヤバンパーのデザイン変更
現行プリウスの鋭い顔つきには賛否両論ありますが、プリウスPHVのようなエクステリアデザインになる可能性が高いです。
ただ全く同じではなく、何らかの差別化は図られる予定です。
特にリヤのデザインにおいてはプリウスPHVのような空気抵抗に考慮した特殊なくぼんだガラス面にはならないと言われています。
・ヘッドライトの形状変更
現行プリウスのヘッドライトは1眼でハイビームとロービムを切り替えることができるBi-BeamLEDライト採用しています。
これが3眼LEDライトへと変更される予定です。
プリウスPHVが4眼ヘッドライトなので、ここでも差別化が図られるようです。
ちなみに3眼LEDライトは新型ハリアーにも装着がされています。
・ウィンカーのデザイン変更
マイナーチェンジ後は最近装着されることが多くなってきたLEDシーケンシャルランプに変更されるとのことです。
シーケンシャルランプとは従来の点滅方式ではなく流れるようなデザインのウィンカーのことです。
海外メーカーや高級車に用いられており、日本でも人気のあるものです。
・テールランプのデザイン変更
特徴的だった新型プリウスのテールランプ形状が少しシンプルな形状に変更になると言われています。
テールランプのデザインが変わると印象はとても大きく変わるのではないでしょうか。
・新色ボディカラーの設定
新たなボディカラーが設定されるのではないかと言われています。
インテリア
大きなデザイン変更ではなく、新色のカラー設定や室内灯のLED化が予定されています。
また現行プリウスのパーキングブレーキは足踏み式ですが、遂に電動パーキングブレーキを採用されるのではないかと言われています。
インテリアに関しては現行のデザインを踏襲しつつ、素材などに変化がありそうです。
安全装備
現行プリウスでは一部のグレードを除き、トヨタを代表とする安全装備のTyota Safety Sense Pがオプション設定になっていますが、マイナーチェンジ後はグレードに関係なく、全車標準装備になると言われています。
またTyota Safety Sense Pの各機能にもアップデートの予定がされています。
新機能として、アダプティブハイビームアシスト(AHS)、レーンレーシングアシスト(LTA)、ロードサインアシスト(RSA)、先行車発進予告が加わります。
安全装備の充実でより安全な車になります。
内容を詳しくご紹介します。
・アダプティブハイビームアシスト(AHS)
ヘッドライトのLEDの点灯や消灯を緻密に制御し、前を走る車や対向車に対して、光が当たる部分だけを自動的に遮断させる機能のことです。
夜間走行時において、この機能があれば先行車や対向車が来た時でもハイビーム走行を維持したまま走行でき、ドライバーの視認性を向上させる効果が期待できます。
・レーンレーシングアシスト(LTA)
主に高速道路などで、レーダークルーズコントロールでの走行時に車線を維持するのに必要なステアリング操作を支援してくれるというものです。
これはレクサスの新型LSシリーズに搭載されている最新機能になります。
・ロードサインアシスト(RSA)
これは道路標識などの交通標識をカメラで検知し、車内のインパネに表示し、運転手に対して注意喚起を促すというものです。
うっかり見落とした標識などが表示されることにより、より一層の安全運転への手助けになるような機能です。
・先行車発進予告
こちらは信号待ちなどの停車時に、先行の車が発進したことを知らせてくれる機能です。
うっかりしていた時などに知らせてくれるため、周囲への配慮に繋がります。
その他
その他の変更内容としては、パーキングアシストの機能を向上させたり、車両周辺の障害物を検知するクリアランスソナーの機能向上などが予定されています。
またT-Connect DCMパッケージが搭載され、音声対話サービスなどのサービス拡充が行われます。
スポーツモデルの登場?
引用元:http://newcar-magazine.com/blog-entry-256.html
他モデルのように、現行プリウスにはスポーツモデルの設定が今のところありません。
今回のマイナーチェンジでより走行性能に特化したモデルが登場するのではないかと言われています。
・GRシリーズとは?
GRシリーズとはTYOTA GAZOO Racing が展開しているスポーツカーブランドのことです。
ラインナップにはヴィッツやアクア、プリウスPHVなど、トヨタの主力モデルがあり、専用のチューニングや専用サスペンションなどのパーツを装着し、走行性能を高めています。
・マイナーチェンジでプリウスGRシリーズ設定?
そんなGRシリーズにマイナーチェンジしたプリウスも追加されるのではないかと言われています。
マイナーチェンジと同じタイミングで追加されるかはまだ未定ですが、プリウスにGRシリーズがもしラインナップされると、選択肢が増え、高性能なプリウスを求めているユーザーにとってはより魅力的なモデルになります。
マイナーチェンジ時期と価格は?
引用元:https://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_63257.html
発売時期について
マイナーチェンジしたプリウスは2018年12月に発売が予想されています。
昨年の11月に仕様変更が行われましたが、ベースとなる4代目プリウスが発売されて3年になります。
サイクル的には大規模なマイナーチェンジを行うにはちょうどいい時期になります。
価格について
マイナーチェンジ後の公式価格はまだ発表されていません。
現行の特別仕様車を除くベースグレードの販売価格は下記です。
Eグレード:価格:2,429,018円~
S グレード:価格:2,479,091円~
S “ツーリングセレクション”:価格:2,628,327円~
A グレード:価格:2,777,563円~
A “ツーリングセレクション” :価格:2,926,800円~
A プレミアム:価格:3,107,455円~
A プレミアム “ツーリングセレクション” :価格:3,199,745円~
恐らく変更内容にボリュームがあるため、ベースグレードで10~20万円前後の値上げになるのではないかと言われています。
安全装備の標準化や機能追加、エクステリアのデザイン変更を考えると妥当な金額と言えるのではないでしょうか。